2009年11月21日
自然薯

自然薯はとれる土質によりまして色や香り、粘りがちがいます。
掘り出すのは非常に根気がいる作業です。
今ではムカゴ(種)から畑で栽培している山芋も流通するようになりましたが、
嵐渓荘で使うのはすべて山で採れた自然薯です。
掘り出すのに平らなところだと大穴を掘らなければならないので、斜面を狙うのが達人の技。
上手に掘り出すと↓こんなまっすぐに長い自然薯が手に入ることも!!

自然薯は収穫のあとに湿らせたおがぐずに埋めて室(むろ)で保管します。
女将がいうには冬が深くなると芋が熟成してきて、どんどん美味しくなるとのこと。
昔から滋養強壮の薬としても食されてきた天然自然薯。ぜひ一度ご賞味ください。
※フルコース・控目コースには必ずおつけていたしております。
